作詞の考え方 〜君がいてくれたから。〜



曲は、数曲程度ですが学生のころから作ってましたが、

歌を作ったのは正真正銘、「君がいてくれたから。」が初めてです。

そして、ボーカロイドも持ってはいましたがほとんど起動したことが無かった状態を続けて、

この曲で初めて使いました。

歌を作るにあたって、作業前に悩んだことは「作詞ってどうしたらいいんだ?」ということでした。

そこで一冊、Amazonで評価が良かったので 作詞本~言葉が歌になる~ という本を購入しました。

この本がどこまで良いのか? ということについては、他の本を読んでいないので比較のしようが無かったのですが、

何かを学ぶ時にいつも気をつけていることが一つあって、

疑問点が具体的になるまでは、初心者本か、人から習う

ことにしています。

逆に、疑問点が具体化してくればネットで調べるなり、もっと具体的な解説書なりを読んで勉強できるようになるので、

それ以上はモチベーションの問題と割りきって考えています。

そういった意味では、疑問が具体的になるレベル までは、この本一冊で十分でした。

君がいてくれたから。 の作詞の考え方の場なので、本の内容については深堀しませんが、まったくの初心者だった私が

少なくはありますが、作詞に評価をいただけたので、君がいてくれたから。 の作詞までの話しができたらなと思い、書いた次第です。

本を実際に読んで、注意しようと思ったポイントは2つ。

  • 自分の実体験を映すこと。
  • 個人的な表現はせずに、色々な人に当てはまる表現をすること。

以上の2つです。

■自分の実体験を映すこと。

これは、この曲を作る時は容易でした。

また曲を、しかも歌を作る切欠になった出来事だったのですが、

去年の9月頃に入院をして、最初は点滴のみの3日程度で退院できる予定が2週間になり、

開腹手術することになり、予想よりも大きな手術になり、

術後に腸閉塞を併発し、退院の目処がまったく立たない中、

病理の結果でガンと診断され、死を身近に感じた時に、

もし死なずに退院できたのなら、これをしたい!

と思った一つが歌を作ることだったからです。

ですから、君がいてくれたから。 の表題はそのまま、

私の周りで支えてくれた人たちのこと、 私に歌を作らせてくれた 初音ミクのこと、

だったりします。

そんな想いが、歌詞をよく聴いてもらうと分かるのですが、

君がいてくれるから = 入院中 & 作曲中

君がいてくれたから = 退院後 & 曲完成後

といった感じで、そのまんま実体験を表現したものになっています。

■個人的な表現はせずに、色々な人に当てはまる表現をすること。

実体験を映すと 最初に言っておきながら、ここではそれを少し否定します。

やはり聴いてもらうとわかると思いますが、歌詞の中に病院に入院した出来事など一切書いていません。

これはあえて書いていないんです。

何故なら、

「病院でのことを書けば、そのままそれを体験した人しか共感できない歌詞になってしまう」

からです。

だけど、「誰かがいて、そのお陰で…」という体験なら、色々な人が感じたことがある出来事だと思います。

そして、私が伝えたい事というのは入院日誌なんてものではなくて、想いそのものです。

ポイントを一番伝えたいことに絞り、そのことに共感を得られるような文章にする。

これはとても強く意識したことです。

この「君がいてくれたから。」 は多くのことを考えず、作詞本の中で 気になったことだけを気をつけて

作詞しました。その結果として、上記の2つのポイントだけ気をつける。という結果になりました。

一般的には 韻を踏むとか 色々基本的なことを考えたりするんでしょうが、

最初からやったってストレスでモチベーションが下がるだけなのでこれだけに気をつけて出来た歌が

「君がいてくれたから。」

です。


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